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今後の将来を見据え、資産運用について検討している人も少なくないでしょう。
資産形成していくにあたり、預貯金だけで積み立てていくという考え方もありますが、合理的な運用をするのであれば、リスクはありますが、株式などに投資するのが無難です。
しかし、初心者の方からみれば投資って何?投資は怖い、ギャンブルだ!という悪いイメージを持っている人も多いかもしれません。
そんなアナタに、自分の好きなタイミングで取引できるおすすめの投資があります。
といっても、いきなりこんなこと言われると困惑しますよね。
そこで今回は、初心者の方でも分かりやすく「投資信託(ETF)」についてや投資と投機の違い等についても解説していくので、この機会に投資がどのようなものなのかについて正しい知識を身に付けてみましょう!
目次
「投資」という言葉は、普段から聞き慣れているとは思いますが、「投機」はどうでしょうか?知らない方も多いのではないかと思います。
まずは、投資と投機の違いからみていきましょう。
何らかの付加価値を生み出す資産を購入し、長期的に保有し続けていくことを指します。
そして投資において、対象資産は何らかの付加価値を生み出すものである必要があります。具体例としては、株式や不動産といった資産が挙げられますね!
株式会社は、世の中に商品やサービスといった付加価値を提供することで売上を上げ、そこから費用を差し引いた後に、利益を生み出します。
株主は利益の一部を配当として受け取り、残りは内部留保として事業拡大に向けた投資などに振り向けられるわけです。
このようにして株式などの資産は、時間はかかりますが着実に付加価値を生み出し、資産価値が増大していく資産となっているのです。
資産価格の動く方向を予測し、上がるか下がるかに賭けて売買を行うことを指します。
デイトレードなどのような短期でのトレードがイメージしやすいかと思います。
安いときに買って高くなったときに売却できれば、利益を出すことはできますが、そのように、価値ではなく価格の変化にのみ着目した取引は投機と言えるでしょう。
短期間での資産価格は、市場の需要と供給など、様々な要因で上がることもあれば下がることもあり、非常にランダムな動きがあり、資産価値も増大するとは限りません。
こういったことも踏まえて、今からおすすめの投資法と注意点について、紹介していきますね!
投資をするうえで、自分の好きな時に売買したいなと思う方も多いのではないでしょうか。ここでは、自分の好きなタイミングで取引したい方向けに「投資信託とETF」について紹介していきます。
なんとなく聞いたことがあるかもしれませんが、この2つの違いは何なのかという話から具体的にしていきますね!
投資信託は、投資家から集めたお金を運用のプロが株式や債券、REITなどに投資・運用し、その運用成果が投資家に還元される仕組みの金融商品のことを指します。
ETFとは、日経平均株価や金価格など「特定の指標」への連動をめざすように運用される上場投資信託のことを指します。
つまり、どちらも「投資信託」という点においては相違はないということになります。
では何が違うのかを具体的にまとめると以下の3つに分けられます。
一般的な投資信託は一日一回算出される基準価額で取引が行われます。一方で、ETFは上場しているため取引所の取引時間内にリアムタイムで決まる市場価格で取引することが可能です。
このことから、市場の変動をリアムタイムで反映する点や取引の自由度の高さという観点からみると「ETF」が扱いやすいのではないかと思います。
一般的な投資信託は「インデックスファンド」と呼ばれるパッシブ運用の商品もありますが、ベンチマークを上回る運用成果をめざす、もしくはベンチマークがないアクティブ運用の商品も多く存在します。
ETFの場合、運用方法はパッシブ運用です。(あらかじめ定められたベンチマークとと等しい運用成果を目指す運用方法です)
例えば、日経平均株価と連動をめざすものであれば、日経平均株価に似た運用成果が期待できます。
ETFは一般的な投資信託と比較しても、各種手数料が非常に安いです。これは投資初心者の方からすれば非常にうれしい利点ではないでしょうか?
ただし、近年ではETF並みの低水準の投資信託も増えてきてはいるので、一概には言えない部分もあるので、一度目を通してみるのもありだと思いますよ!
さて、投資信託もETFもそれぞれ特徴的な魅力があることが分かりました。
それではここで1つ注意しておきたいことについてお話しします!
デイトレードとは日に複数回、買っては売りを繰り返し、利益を上げる投資方法です。
初めて株式投資を始める人にとっては、簡単に稼ぐことができそうに見えるのでとても魅力的に見えてしまいがち。
そりゃ誰だって、デイトレーダーのような優雅な生活を一度は体験してみたいと思いますよ!しかし、現実はそんなに甘いものではありませんよね。
ここで、言っておきたいことは「デイトレード」はやらない方が良い!ということ。
自分が購入した商品の価格変動が気になるのは仕方ありません。しかし、保有株の株価を毎日チェックし、価格が上がれば売り、また別の銘柄を買ってはすぐに売り、を繰り返すような投資法は、結果的にあまり儲かりもしなければ、手数料が積み重なり、体力も消耗してしまうため、何の良いこともありません。
このことから、デイトレードのような投資法は避けるべきです!
序盤でもお話しした「投機」という言葉はまさにこのことを言います!
長期でみるか短期でみるか
投機はおすすめしない
どちらも投資信託という点では相違はない
上場しているかしていないか
商品の数が少ないか多いか
手数料が安いか高いか
その場の欲に駆られるような投資法は、マイナスしか生まない
無理しない投資をしていきましょう
この記事の投稿者 : 宇佐見 紘且
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