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資産運用③:収入の10%は貯蓄すべき!?先取り貯金のススメ

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先取り貯金
みなさんは毎月のお給料をもらったら、まず何をしますか?

大抵の人は、お給料振り込み口座に入ったままではないでしょうか?
そこから必要に応じて引き出したり、毎月の固定費なら引き落としされていますよね。
給料日前に通帳を見てビックリ、気がついたらもう残金がないってことありませんか?

そのままでは貯蓄はまずできませんよ!

将来のために、あるいはもしもの時の保険のために、収入を得たらまずそのうちの10%は「先取り貯金」をしましょう。

コツコツ貯蓄ができれば、お金を増やす資産として運用することもできるようになるはずです。

今回は「先取り貯金」をすることのメリットと、上手く貯蓄を増やすコツや方法についてお話したいと思います。

目次

収入の10%の先取り貯金方法とそのメリット


「先取り貯金」とは、収入から先に貯金分を確保し、残ったお金で生活する貯蓄方法です。
つまり、収入−貯蓄=支出という考えが必要。

対する、収入−支出=貯蓄で貯金を増やそうと思ってもまず不可能!だと覚えておいて下さいね!

なぜ「先取り貯金」がよいかと言うと、人は今あるモノで何とかしようと知恵を使う生き物だから。
支出の内訳を分析し、それは必要な消費なのか、自らの欲望からくる浪費なのかを判断しましょう。
支出に充てるモノの優先順位をつける習慣が自然とついてくるはずですよ。

アナタは、もしもの時に備えた十分な貯金がありますか?
一般的にお給料の3〜6ヶ月分の貯金があれば何とかなるといわれているので、ひとまず貯金の目標額として設定してみましょう!

収入の10%の先取り貯金が継続してできるようになると、単純に計算すると、10ヶ月後には月給分の貯金ができるんです。
意外と大きな貯蓄だと思いませんか?




収入の10%を貯蓄する仕組み作り

貯蓄

先取り貯金を成功させるためには、まずは簡単には引き出せない場所に貯金して下さいね。

どこに?
銀行の普通口座にお給料が入るのであれば、せめて積立定期預金口座へ自動で振り替えするなど。
また、財形貯蓄の制度がある会社なら、お給料から天引きしてもらい貯蓄に回すのも1つの手です。
手取りがすでに、収入−貯蓄の金額になるので管理がしやすいですよ。

もちろん、違う口座を開設するのも良いでしょう。
どんな仕組みであっても、引き出すのにひと手間かかるぞとハードルをあげておくのがポイントです!

しかし、出費が多い時期や、結婚式などのイベントが続いてしまうなど、10%の先取り貯金がうまくいかない場合もあるかもしれません。
ルールや仕組みを決めてもうまくいかない理由がはっきりしたものであれば特別ルールと思って下さい。
あまりにもストイックだと、ストレスになってしまいますから。
無理なく進められる貯金方法が長続きの秘訣!

とは言え、注意してほしいのはクレジットカードでの後払い。
決済日の異なるクレジットカードを何枚も持っていると、知らず知らずのうちに口座から引き落としされてしまいます。
結局、カードの支払いを貯金から賄うことになっては元も子もありませんよ!
負債のスパイラルは避けましょう。

貯蓄はお金の素



収入の10%を貯めるという覚悟とそのための仕組みが整ったら、あとはコツコツ毎月の積み重ね。

気がついたら、何かあった時に今の生活を最低限維持できるだけの貯蓄ができるでしょう。
さらにコツコツ継続できれば、2倍3倍とお金が増えていきます。
通帳を見てニヤニヤするのもよいですが、十分な資産が形成できたなら、それを運用していくステージです。

例えば大手銀行の普通預金の金利0.001%が平均とすると、100万円を1年預けてもたった10円しか増えません…。
定期預金でも金利0.002%程度なので、10円が20円になるくらい。
ネット銀行ならもう少し金利が高いので、一度見比べてみると良いかもしれません。

ではどうしたらもっと効率的にお金を貯めることができるのか?

銀行の預金もひとつの資産運用ですが、初めての人でもスタートしやすいものをご紹介したいと思います。

①外貨預金

外国の通貨を銀行に預ける
普通預金や定期預金よりも高い金利が設定されている

②債券

国や企業の債券を買う、つまりお金を貸すことによって、利子がついて戻ってくる

③株式

株式を買う、つまり企業のオーナー権を持つことによって、業績が良く利益があれば配当金がもらえる

④投資信託

上記の③や④の運用を、手数料を払って投資のプロにお願いする
得られた利益が分配される

⑤iDeCo

個人で月5000円から積み立てする年金
60歳まで引き出せないが、積み立て金額が所得控除になったり、運用で得られた利息や利益が非課税になるなど節税ができる

 
つまり、毎月継続してきた貯金は、お金を増やしてくれるタネになるのです!
最初は小さな利益かもしれませんが、コツコツ積み重ねることで雪だるま式に膨れ上がるはず。

まずは「先取り貯金」生活をスタートしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

【収入の10%の貯蓄を先取り貯金する】

収入−貯蓄の範囲で生活する
まずはお給料の3〜6ヶ月分の貯蓄を目標にする

【先取り貯金の仕組みづくり】

簡単に引き出せない場所にお金を預ける
銀行の定期預金や勤務先の財形貯蓄を利用する
クレジットカードはそもそも負債を生む
無理なく貯金を継続する

【お金を増やす資産運用】

生活の土台が崩れないだけの貯蓄ができたなら、うまく運用していく
どんな資産運用の方法があるか自分で勉強する



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この記事の投稿者 : 宇佐見 紘且
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