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「数字のセンス」が人生を変える!?経営者に必要な数字の話

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あなたにとって「数字」はどんな存在ですか?

 

もしかしたら昔から「苦手!!」そんな風に感じている人も多いかと思います。

しかし、現実に置き換えてみると日常の暮らしの中で切っても切り離せない存在であること、それは間違いありません。

 

しかし、経営者にとっての「数字」は命取り!!!!

 

「正直、税理士さんから毎月送られてくる試算表の読み方も分からない」

「売り上げしか見てない…」

 

なんて心の声が…聞こえてきます。

 

しかし、「数字」に強い人のほうが経営においてもセンスを発揮することは多くの人が感じていること。そんな、数字に強い人がどのように数字を見ているのか気になりませんか??

 

実はその数字のセンス…鍛えられます!

今回は、そんな人生を変える…といっても過言でもないほど重要な「数字のセンス」について一緒に考えていきましょう!

 

目次

「数学は苦手だった」でも経営者として成功する人の共通点

 

皆さん、学生時代数学って得意でしたか??

 

少なくとも、経営を志す人にとっては身近な存在ですし、抵抗感は少ないと思います。

しかし、「数学が苦手だった」という人でも経営者として活躍している人が多いですよね。

 

例えば、料理一本、美容師一本、専門学校で専門的な知識だけ手に入れて、独立しても経営がうまくいき活動の幅を拡げている人…なんてのはよく聞く話です。

 

では、そういった人たちに共通することって何でしょうか?

 

・周りの環境に恵まれていた

・時代が良かった

・単純に売れているから

 

などなど、考えられる要因は様々なのですが…。

 

料理人で言えばおいしいものを作れる人は「原価計算」もきちんとできていますよね?

そこがポイントです。あなたに必要な数字ってどんなものですか?

 

想像してみてください。あなたは今お昼の12:00、お腹がすいています。

「今日のランチどうしよ…」

 

まずみるのはお財布の予算、そして今月の予算、今日の予定。

というように、今日からその先のことまで長期的に数字を見ています。

 

実はそういった生活の中で「経営」のヒントは隠されています。

生活の中で使う「数字のセンス」があなたの人生、経営に大きく反映されていることを理解しておきましょう。

 

「数字のセンス」って一体何!?

 

ここまで何度も出ている「数字のセンス」って…。

気になりますよね。

 

「どうせ、経営にかかわるんだから難しいやつでしょ??」

 

いやいや、そんなことではありません。

確かに、あらゆる数字がずらーと並んだ表を想像しますよね。

決算書1つとっても数字が多すぎて、1からずっと見ていても結局よくわからず終い、なんてこともあるでしょう。

 

営業している人は特に、その日の売り上げ、先月や前年の対比をチェックするのではないでしょうか。決して悪いことではありません。毎日数字に触れる、考えることは重要なことですからね。

 

しかしながら、必要なことは「今の状況をみる」だけではないのです。

 

現状把握は当たり前、次にすべきは「分析」なのです。

 

あなたは今日の売り上げから何が見えましたか?

昨対を見てどう感じましたか?

 

数字のセンスは、「数字の後ろに隠れているものに着目する」ことと置き換えられます。

物事そのものを正しく数字で考える…そこにあなたがこれから活躍するか否かのヒントが隠されています。

 

数字に強い人の思考はいたって単純!?

先取り貯金

 

「税理士をうちはつけているから大丈夫」

「そんな予算無くて…」

 

いろんな状況の方があると思います。

 

ただ、数字に強い人の思考っていたって単純なんです。

 

使っている武器は、「+」「-」「×」「÷」なんです。

意外過ぎるほど単純だと思いますが、この思考こそが「数字」に強い人の特徴!

 

 

まずは「+」と「-」。基礎中の基礎を「当たり前に」

 

 

日々の営業のなかで数字を見る、というのはなんとなく理解しているでしょうし、実践している人も多いともいます。

まずは「+」「-」の基本的な考え方をしっかり落とし込んでおきましょう。

 

例えば…今月120万円の売上があったとします(ちなみに先月は100万円、1年前の同じ月は110万円。)。当然ですが、先月や昨年の同月と比較することで、どのくらい伸びているのか、どんな変化があったのか知ることができます。

 

「+」「-」だけですぐ見て比較できる、その考え方は日々持っておきましょう。

 

 

特に身に着けたい「÷」の話!

 

 

ある日お店を任せている店長があなたにこう言いました。

「先月よりも1年前よりも売上が伸びました!やりましたね!」

しかし、全体のお金は思ったよりたまっていません。なぜでしょうか。

また、あなたはそれを聞いてどう反応するでしょうか?

 

もし、売り上げが伸びているのに、お金がたまっていなかったら…。

どこに問題があるでしょうか。ここで「÷」の考え方が出てきます。

 

例えば、今月の社員数は、3人。1年前は、社員2人とアルバイト1人(社員換算で0.5人)だとすると 今月の1人当たり売上は、40万円(120万円÷3人)、1年前は、44万円(110万円÷2.5人)。

 

つまり、1人当たりの稼ぐ力は昨年のほうが上だったわけです。

「÷」を使うことで、見えてくるもの…それは「お店の状況」です。お店の状況を知ることが分かれば、改善のポイントを知ることができます。

このように「÷」を使えることは強みです。

 

きっと、使えるようになればあなたは店長にこう返すでしょう。

「新しく入ったスタッフの働きはどう?」

 

 

まとめ

数字は難しいものでありません。

確かに、数学となると難しいかもしれませんが…。

 

「+」「-」「×」「÷」の思考が数字に強い人の基本を作っています。日常のちょっとした数字を考えるだけでどんどん「数字のセンス」は身についていきます。

 

あなたのお店、会社、生活にまで数字は隣にいるわけですから、このセンスを身につけないわけにはいかないですよね。

 

優秀な経営者は特に、数字を追うセンスがずば抜けています。あなたも今日から最強の数字センスを身につけましょう!

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この記事の投稿者 : 宇佐見 紘且
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